「関ジャニ∞」は、、日本の男性アイドルグループ、ロックバンドである。芸能事務所はジャニーズ事務所。所属レーベルは、ジェイ・ストーム内に設立した自主レーベル『INFINITY RECORDS』(インフィニティ・レコーズ)。公式ファンネームは「eighter」(エイター)。有料公式モバイルサイト『Johnny's web』の連載は「関ジャニ戦隊∞レンジャー」。
メンバー全員が関西(近畿地方)出身で、関西出身グループとしてはKinKi Kids以来二組目。
2002年12月18日、関西ジャニーズJr.として出演していたテレビ番組『J3 KANSAI』(関西テレビ系)をきっかけに8人編成で「関ジャニ8」(読み同じ)を結成し、ジャニーズJr.内グループとして活動がスタート。2004年8月25日、シングル『浪花いろは節』で関西地区限定でCDデビュー。これに合わせ、「無限大の可能性」の意味を込めて「8」を横に倒し「関ジャニ∞」と表記を変更した。同年9月22日、同曲で全国デビューを果たした。
グループ名は、レギュラー番組を放送していた関西テレビのチャンネル番号に由来している。
6人体制で訪れた解散の危機
2018年2月に渋谷が事務所に脱退の意向を伝える以前に横山は渋谷から脱退の相談を受けており、渋谷脱退を最初にメンバーに伝える役割を担った。横山はパニックになり渋谷を止められなかった責任を感じ、解散ライブやもう潮時なのではないかと考え、村上に相談した。
2018年7月渋谷が脱退し、安田の負傷も重なり、6人で開催されたツアーは全員が満身創痍の状態であった。大倉は「絶妙に保っていたバランスが急に崩れ、心は擦り切れて限界に近づいていた」、村上は「メンタルが疲れていた。人生と向き合うタイミングになった」と説明。
5大ドームツアーと台湾公演を終えた2018年9月からグループ活動の休止や解散も視野に入れた話し合いが重ねられ、また自分の人生、今後の生き方についてメンバー全員で考え、翌2019年3月までに錦戸の脱退が決まった。
「世間的に見てリードボーカルがいなくなってるし、屋号(グループ名)を無くすか」という話しも出た中、横山と村上は二人きりで話し合いをし「(横山か村上の)どっちかが抜けるのはない。一蓮托生じゃないか。」と語り、安田は「グループを強くしてくれたのは脱退」と話した。
担当楽器の括弧書きは過去のLIVE、テレビ番組などのパフォーマンスより。
タンバリンなどのパーカッションは横山以外が演奏する場合もある。
渋谷在籍の7人体制では渋谷・錦戸の二人がメインボーカルであったが(シングル曲で顕著)、他のメンバーが歌唱していないわけではなく、内在籍の8人時代を含め現在までボーカルは基本的に全員で行っている。
渋谷脱退後の6人体制では公式で誰がメインボーカルか明確にされていないが、ネット記事の中には錦戸の他に、安田や丸山がメインボーカルとする記事も存在している。更に、脱退後の渋谷パートの引き継ぎについても、披露時は特定のメンバーではなく各メンバーにそれぞれ振り分けられている。
錦戸脱退後の5人体制では、安田がメインボーカルを務めている。尚、5人体制となった当初はメインボーカルは決まっておらず、5人体制初の楽曲である「友よ」では、メインボーカルを定めずに5人が均等に歌唱パートを担当した。
自身のテレビ朝日系の冠番組『関ジャム 完全燃SHOW』でのセッションコーナーにて、2020年12月現在、関ジャニ∞の楽曲やダンスセッションを除き、ボーカルを担当した回数のうち上位3人は、渋谷が71回、錦戸が61回、安田が54回であり、この事から同番組では、渋谷と錦戸の他に、6人・5人体制時の安田の説明に「ボーカル」と書かれることが多い。
2002年
8月、大阪松竹座で、現メンバーが中心のキャストで関西ジャニーズJr.としてミュージカル『ANOTHER』を公演。以降、松竹座での夏公演は『サマースペシャル』(通称「サマスペ」)として、2006年まで毎年演目を変えて続いた。
10月1日、関西テレビでレギュラー番組『J3 KANSAI』がスタート。出演者は大倉以外の7人。
12月18日、『J3 KANSAI』で、大倉の加入・正式なグループ名「関ジャニ8」が発表され、「Do you agree?」が初披露される。
12月19日、初のコンサート『関ジャニ8 Xmasパーティ2002』を大阪松竹座にて行う。以降、松竹座でのクリスマス公演は2005年まで毎年続く。
2003年
9月、錦戸と内がNEWSのメンバーに選ばれ、並行して活動を行うようになる。当時、期間限定ユニットを除き複数のグループからCDデビューするのは、ジャニーズ事務所初の試みであった。
2004年
4月6日、テレビ東京でレギュラー番組『裏ジャニ』がスタート。
8月25日、関西地区限定シングル「浪花いろは節」でCDデビュー。これに合わせ、「無限大の可能性」の意味を込めて「8」を横に倒し「関ジャニ∞」とグループ表記を変更した。同シングルはテイチクエンタテインメントの内部にある演歌・歌謡曲系のレーベル「テイチクレコード」からの発売となる。地域限定発売ながら、オリコン演歌チャートで初登場1位を獲得。総合チャートでは8位を記録する。
9月22日、シングル「浪花いろは節」を全国発売。オリコンの総合チャート及び演歌チャートで1位を記録する。
2005年
7月16日、内博貴(当時18歳)の未成年飲酒が発覚し、芸能活動を無期限休止。以降7人での活動となる。
2006年
4月、NEWS・KAT-TUNとの3組合同ファンクラブ、「You&J」が発足。
12月30日、芸能活動を休止していた内が研修生となることが、公式サイトおよび公式携帯サイトで発表される。この際、各マスメディアから内がNEWSおよび関ジャニ∞を脱退したと同時に報道される。
「関風ファイティング」で、デビューシングル以来のオリコンチャート1位を獲得。
2007年
4月11日発売のシングル「ズッコケ男道」より、ロック・ポップス系のレーベル「インペリアルレコード」へ移籍する。
5月3日の神奈川公演から9月30日の沖縄公演まで約5か月間をかけ、ジャニーズ事務所初となる、47都道府県すべてを回る全国ツアー(全113公演)を行い、約67万人を動員した。また同ツアーにおいて、グループ初となる東京ドーム公演のうち、8月5日のダブルアンコール、トリプルアンコールに内が飛び入り出演し、8人が揃って舞台に上がった。後に同ツアーの模様が写真集となって発売された。
2008年
6月2日から8日まで日本テレビ系列で展開された『Touch! eco 2008 ECOウィークスペシャル』のエコ大使に任命され、8日に放送された『Touch! eco 2008 明日のために…55の挑戦?スペシャル』の番組パーソナリティーを務めた。
2009年
12月30日から2010年1月1日まで、グループとして初となる単独での年跨ぎカウントダウンライブ『COUNTDOWN LIVE 2009-2010 in 京セラドーム大阪』が開催された。また12月23日から3日連続でシングルが発売され、3枚が発売順にオリコン週間シングルランキングで初登場1位 - 3位を獲得した。
2010年
グループ初の全国ネット冠バラエティ番組『冒険JAPAN! 関ジャニ∞MAP』(ABC制作・テレビ朝日系)が4月より放送開始。
「LIFE〜目の前の向こうへ〜」が、メンバーの大倉忠義が出演したテレビドラマ『GM〜踊れドクター』主題歌に起用され、グループ初の連続ドラマタイアップ曲、シングル曲初のバンド曲となった。
10月20日にアルバム『8UPPERS』発売。シングル「Wonderful World!!」から進行していた「2010年新プロジェクト」の内容が特典映像『8UPPERS FEATURE MUSIC FILM』として収録された。全員出演の長編ミュージック・ビデオ(アルバムの曲がBGMとして使われた映画)であり、この映像は10月11日に全国TOHOシネマ系列の映画館で1日限定公開された。
10月30日から2011年1月1日まで、全国ツアー『KANJANI∞ LIVE TOUR 2010→2011 8UPPERS』を開催し、12月30日から2011年1月1日までは前年に続き、京セラドーム大阪で単独カウントダウンライブとなった。
2011年
2月からテレビ朝日製作のアニメ『クレヨンしんちゃん』および同アニメの劇場版『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦』の主題歌を担当する。
4月から6月にかけて、3か月連続でシングルを発売した。内容は、錦戸主演ドラマ『犬を飼うということ〜スカイと我が家の180日〜』の主題歌「マイホーム」、大倉出演ドラマ『生まれる。』の主題歌「365日家族」、上記クレヨンしんちゃんの主題歌「T.W.L」と「イエローパンジーストリート」である。
『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』のメインパーソナリティーを務め、24時間テレビ内のドラマに史上初めてメンバー全員が出演した。
『KANJANI∞ LIVE TOUR 2010→2011 8UPPERS』のDVDとBlu-ray Disc(BD)が、4月25日付オリコン週間DVDランキングとBDランキングのミュージック部門でともに1位を獲得した。
錦戸出演ドラマ『全開ガール』エンディング曲「ツブサニコイ」を担当。8月29日付週間シングルランキング首位に初登場し、2011年に発売したシングル4作全てで首位を獲得。2007年、2010年に記録した自己年間最多首位獲得数の3作を更新した。
深夜枠で放送されていた『関ジャニの仕分け∞』が9月10日から土曜日のゴールデンタイムに昇格。メンバー全員がそろってレギュラー出演する初ゴールデン番組となった。
10月7日、錦戸がNEWSを脱退し、関ジャニ∞の活動に専念することを発表。
ケツメイシ、スキマスイッチ、怒髪天などのアーティストからの提供楽曲を含むアルバム『FIGHT』を発売。
11月23日から12月31日まで、グループとして初の5大ドームツアー『KANJANI∞ 五大ドームTOUR EIGHT×EIGHTER おもんなかったらドームすいません』を開催。12月31日から翌2012年1月1日にかけては3年連続となる京セラドーム大阪での単独カウントダウンライブが行われた。
2012年
『KANJANI∞ 五大ドームTOUR EIGHT×EIGHTER おもんなかったらドームすいません』のDVDが4月2日付オリコンDVDランキングで1位を獲得、BDは男性アーティスト史上最高の初週4.4万枚を売り上げ、BDランキングで1位となる。
4月、NEWS・KAT-TUNとの3組合同ファンクラブ「You&J」が解散し、関ジャニ∞単体のファンクラブが発足した。因みにファンクラブ会員番号1番は渋谷、2番は大倉である。
錦戸が本人役でTBS系『パパドル!』の主演をつとめ、他のメンバーも本人役で出演した。
2005年からコンサートで披露していた『関ジャニ戦隊∞エイトレンジャー』が、『エイトレンジャー』と名称を変え映画化。監督は堤幸彦。映画撮影現場に『パパドル!』の撮影チームも入りドラマ本編でリンクすることになる。
グループ名にちなみ、デビュー8周年を記念したイベント『∞祭 ボクらも8っちゃい、8っちゃけまつり』を幕張メッセとインテックス大阪で計5日間開催。グループ結成からこれまでの軌跡や、幼少期の写真、メンバーの私物公開ブース等が設けられた。トークステージとライブステージを設けそれぞれ5回ずつ、1日10ステージをこなし、5日間で計50ステージを達成。8月8日(エイトの日)には京セラドーム大阪でCD購入をした中から抽選で限定4万人のイベント『すごはち』を開催した。
全国ツアー『KANJANI∞ LIVE TOUR!! 8EST 〜みんなの想いはどうなんだい?僕らの想いは無限大!!〜』を10都市で開催。うち、東京は東京スタジアム (味の素スタジアム)、大阪は長居陸上競技場でグループとして初の野外スタジアム公演を開催。そのうち9月30日の長居陸上競技場公演は台風17号上陸の影響で中止となった。
10月17日、初のベストアルバム『8EST』を発売。
12月31日、『第63回NHK紅白歌合戦』に初出場。
2013年
6月12日、大倉主演映画『100回泣くこと』の主題歌「涙の答え」をリリース。
10月16日、アルバム『JUKE BOX』を発売。
12月31日、『第64回NHK紅白歌合戦』に2年連続2回目の出場。
2014年
7月26日、メンバー全員が出演する映画『エイトレンジャー2』が公開。2012年に公開した『エイトレンジャー』の続編である。
8月9日、デビュー10周年記念コンサート『十祭』を東京、大阪で開催。
8月25日、デビュー10周年の記念日に自主レーベル「INFINITY RECORDS(インフィニティ・レコーズ)」(発売元はジェイ・ストーム)を設立。レーベル名は、「自分たちの責任と努力で関ジャニ∞らしさを追求する」というテーマから、グループ名の「∞エイト=無限大」にちなんでメンバーがつけた。デビュー時から所属していたテイチクエンタテインメントとは8月24日で契約満了とした。テイチクエンタテインメントから発売されたCD・DVDはすべて廃盤となったため、2015年7月1日にテイチクエンタテインメント時代に発売されたCD・DVDのすべての作品(通常盤のみ)がINFINITY RECORDSから発売された。
『24時間テレビ37』のメインパーソナリティーを務めた。
12月3日、31stシングル「がむしゃら行進曲」が発売され、週間ランキング首位を獲得。これにより、当年に発売されたシングル6作は全て1位を獲得した。これは浜崎あゆみ、嵐に次いで歴代最多タイである。
12月31日、『第65回NHK紅白歌合戦』に3年連続3回目の出場。
2015年
6月20日、ゲームアプリ「キャンディークラッシュソーダ」のCMにメンバー全員が女性に変身して出演したことから、ガールズユニット「キャンジャニ∞」としてシングル「CANDY MY LOVE」でデビューすることが発表された。
11月23日、音楽ライブイベント「テレビ朝日ドリームフェスティバル」に出演。自身の初音楽フェス出演で、バンドとしての高い評価を得た。
12月31日、『第66回NHK紅白歌合戦』に4年連続4回目の出場。
2016年
1月17日、昨年12月から行われていたライブツアー『関ジャニ∞の元気が出るLIVE!!』の最終日をメンバーの大倉が急性腸閉塞のため休演し、一時は中止の方向だったものの、残りの6人でライブが決行された。
12月31日、『第67回NHK紅白歌合戦』に5年連続5回目の出場。トップバッターをつとめた。
2017年
2月21日、プレミアムフライデー推進協議会の「プレミアムフライデー ナビゲーター」に就任することが発表された。
5月21日、自身初の野外ロックフェス『METROPOLITAN ROCK FESTIVAL2017』にロックバンドとして出演。
6月28日、自身9枚目のフルアルバム『ジャム』を発売。シングル曲を含め、レキシ、ニセ明、いしわたり淳治、蔦谷好位置、BEGIN、岡崎体育、UNICORN、いきものがかりの水野良樹など様々なアーティストや音楽プロデューサーから楽曲提供され、メンバーが手掛けた曲は全形態共通で安田が1曲、通常盤に渋谷、安田、錦戸が各1曲、初回限定盤Bに横山・村上・渋谷の共作が1曲収録されており、シングル曲以外では全曲楽曲提供やメンバーの自作曲である。
8月11日に公開される映画『スパイダーマン:ホームカミング』のジャパンアンバサダーに就任。日本語吹替版主題歌を、メンバーの安田が作詞作曲を手掛けた「Never Say Never」で担当。メンバーが作詞作曲した楽曲にタイアップがつくのは初である。
9月10日、7月15日からのライブツアー『関ジャニ'sエイターテインメント ジャム』を完走。これにより、昨年12月10日から今年1月15日までのライブツアー『関ジャニ'sエイターテインメント』に続き、1年に2度の五大ドームツアーを完走した。これは邦楽アーティスト初のことである。更に、同ツアーで自身のドーム公演回数が100回を突破した。
10月21日 - 22日に開催された『めざましテレビPRESENTS「T-SPOOK」』の公式パーティーソング「Sweet Parade」を担当。
11月15日、自身通算40枚目のシングル『応答セヨ』を発売。同曲は丸山が主演を務める映画『泥棒役者』の主題歌である。
12月31日、『第68回NHK紅白歌合戦』に6年連続6回目の出場。
2018年
1月1日 - 2日、村上が日本国外向けの音楽番組NHKワールド JAPAN『NHK WORLD presents SONGS OF TOKYO』の司会を務め、関ジャニ∞としても2日の放送に出演。地上波では、NHK総合テレビジョンにて1月8日に放送。なお、自身が海外向けの番組に出演するのは初である。
4月3日、公益財団法人大阪観光局の「大阪観光シンボルキャラクター」に就任することが発表された。
4月15日、11時にファンクラブ会員限定ページにてメンバーの渋谷すばるが7月15日から開催のライブツアーから関ジャニ∞を脱退、及び年内でジャニーズ事務所を退所することを発表。
5月30日、約5年半振り2枚目となるベスト・アルバム『GR8EST』を発売。前作『8EST』以降のシングル表題曲21曲に加え、東京スカパラダイスオーケストラや葉加瀬太郎やDJ和とのコラボ曲を収録。
6月27日 - 7月7日、各イベント・音楽番組・冠番組での7人体制最後の出演を行った。内訳は、6月27日にイベント『「おつかれリセットフライデー」PR発表会』とテレビ東京系『テレ東音楽祭2018』、7月2日にTBS系『ペコジャニ∞!』、7月5日(4日深夜)に関西テレビ『関ジャニ∞のジャニ勉』、7月6日にテレビ朝日系『ミュージックステーション』、7月7日にフジテレビ系『関ジャニ∞クロニクル』と日本テレビ系『THE MUSIC DAY』に出演した。
7月2日、メンバー7人が監修したオリジナル商品などを、全国のセブン‐イレブンで発売する『セブン‐イレブンフェア × 関ジャニ∞』を開始した。期間中は渋谷を含む7人のメンバーが登場するテレビCMが放映された。
7月8日、7人体制最後のテレビ出演として、自身の冠番組であるテレビ朝日系『関ジャム 完全燃SHOW』にて、東京スカパラダイスオーケストラと「無責任ヒーロー」を、7人だけで「大阪ロマネスク」と「LIFE〜目の前の向こうへ〜」を披露した。これにより、7人体制で披露した最後の楽曲は「LIFE〜目の前の向こうへ〜」となった。同番組の今回は、同年度最高視聴率を記録し、多数の音楽関係者からも反響が寄せられた。
7月15日 - 9月16日、ライブツアー『KANJANI'S EIGHTERTAINMENT GR8EST』を開催。2年連続2度目の夏の五大ドームツアーとなる。同ツアー初日以降、6人での活動となった。尚、同年4月9日に安田が2017年2月上旬に行った髄膜腫の摘出手術の影響と思われる立ちくらみが原因で転倒し、背中と腰に全治3ヶ月の骨折を負い、完治には至っていない状態だったが、一部演出を抑える形で同ライブツアーに出演した。8月23日の京セラドーム大阪初日公演は台風20号の影響により中止となり、11月17日に振替公演を同じ京セラドーム大阪で行った。更に翌18日には、後述の自身初の海外公演を成功させた事による凱旋公演を行った。
9月5日、6人体制初となるシングル『ここに』を発売。同曲は自身の冠番組であるテレビ朝日系『関ジャム 完全燃SHOW』のエンディングテーマであり、WANIMAからの楽曲提供である。カップリングの「タカラモノ」は、関西テレビ「カンテレ開局60周年記念」テーマソングであり、ベリーグッドマンからの楽曲提供である。
9月11日、『フジテレビ系スポーツ情熱ソング』として自身の楽曲「歓喜の舞台」が起用されたことを発表。同年9月20日から8夜連続放送された『2018世界柔道選手権』にて初オンエアされ、以降フジテレビ系で制作されるスポーツ番組の一部で同曲が使用された。
9月21日 - 10月21日、台湾の台北市内にある微風南京にて、関ジャニ∞のCDや映像作品、ツアーグッズなどを販売する『KANJANI∞ STORE』をオープンした。
9月22日 - 23日、自身初となる海外公演『KANJANI'S EIGHTERTAINMENT GR8EST in Taipei』を台湾の台北アリーナで開催。2日間で約2万2000人を動員した。
10月4日、東京・NHKホールにて開催された日本とASEANの友好協力45周年を記念したライブイベント『第2回 日・ASEAN音楽祭』に出演。本公演の映像は世界各国のテレビ局でも放送され、日本では同月27日にNHK総合にて放送された。
11月9日 - 2019年1月6日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで行われた『ユニバーサル・ワンダー・クリスマス』のクリスマス・アンバサダーに就任。期間中は、CMや公式サイトなどを通じて同イベントを全国に発信した。更に、同月7日から期間中は、アトラクション『ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド』の搭載曲に錦戸と安田が制作した自身の楽曲「All you need is laugh」が起用された。同発表当初は『ユニバーサル・ワンダー・クリスマス』期間中のみの起用予定だったが、期間延長の要望が多かったため、2019年6月27日まで同曲の起用期間が延長された。なお、USJのシーズナル・イベントにおけるアンバサダー任命は開業以来初となる。
12月31日、『第69回NHK紅白歌合戦』に7年連続7回目の出場を果たした。
12月31日をもって渋谷が関ジャニ∞を脱退し、ジャニーズ事務所を退所した。
2019年
7月12日、自身が2018年にリリースしたiOS・Androidアプリ『関ジャニ∞アプリ』に、デビューシングル『浪花いろは節』から40thシングル『応答セヨ』までのシングル(11th~13thシングル『GIFT』を除く)37枚と、1stミニアルバム『感謝=∞』から9thアルバム『ジャム』までのアルバム11枚の通常盤の収録内容が対応。それに際し、同アプリに入力できるコードを封入した「十五催ハッピープライス盤」を全品15%オフの価格で、2019年7月12日 - 12月27日の期間限定で再発売した。
7月14日 - 9月3日、デビュー15周年記念ライブツアー『十五祭』を開催。本公演にて、2002年のグループ結成以降の通算観客動員数が約1000万人を突破した。
9月5日、16時にファンクラブ会員限定ページにてメンバーの錦戸亮が9月30日をもって関ジャニ∞を脱退、及びジャニーズ事務所を退所することを発表。更に、17時にファンクラブ会員限定ページでの錦戸の退所発表の動画にて、同年11月から5人体制初となるライブであり、12年振り2度目の47都道府県ツアーを行うことを発表。
10月12日、音楽ライブイベント『テレビ朝日開局60周年記念 テレビ朝日ドリームフェスティバル2019』内にて、自身初となる自主企画の音楽フェスティバル『関ジャムFES』を開催予定であったが、台風19号接近の影響に伴い、開催中止となった。同フェスの全出演アーティストは、自身がホストを務める音楽番組『関ジャム 完全燃SHOW』に過去に出演したアーティストのみの予定であった。また、同フェスにて5人体制初のライブとなる予定だった。
11月1日、後述の47都道府県ツアーの開催を受け、自身のファンクラブ内動画コンテンツ『関ジャニ∞TV』を配信開始。
11月6日 - 2020年2月14日、12年振り2回目となる47都道府県ツアー『関ジャニ∞ 47都道府県ツアー UPDATE』を開催。例年のライブツアーと比べ、開催会場のキャパシティが大幅に縮小され、ツアー全体を通して1000人前後の収容人数となっており、最小の収容人数の会場は高知県・須崎市民文化会館の964人となる。更に、メンバーの多忙により、1日2県での公演11日を含む計36日間で47公演と言う過密スケジュールとなっている。また、同年10月12日に開催予定だった『関ジャムFES』が開催中止となったため、本ツアーが5人体制での初ライブとなった。本ツアーの開催延期・中止に関しては後述。
11月14日 - 2020年1月14日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで行われる『ユニバーサル・クリスタル・クリスマス』のクリスタル・クリスマス・アンバサダーに就任。尚、期間中は、アトラクション『ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド』の搭載曲に自身の楽曲「Faaaaall In Love」が起用された。更に、メンバーのメッセージやサインなどが書かれた「クリスタル・アンバサダー・ウォール」が設置される等、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとのコラボレーション企画も実施された。
11月27日、5人体制初となるシングル『友よ』を発売。同曲は日本テレビ系土曜ドラマ『俺の話は長い』の主題歌である。尚、同曲では、キャリア史上初めてメインボーカルという形を取らずに5人で均等に歌唱パートを担当した。
12月12日、『ドバイ国際博覧会日本館 ジャパンデー1年前記者発表会』に登壇し、「ドバイ国際博覧会日本館PRアンバサダー」に就任したことを発表。
12月31日、『第70回NHK紅白歌合戦』に8年連続8回目の出場を果たした。
2020年
2019年11月27日に発売した43rdシングル『友よ』が、2020年2月24日付オリコン週間シングルランキングにて週間1万1361枚を売り上げ、12位にランクイン。これにより累計売上枚数が32.9万枚となり、2015年8月5日にリリースした33rdシングル『前向きスクリーム!』の31.9万枚を越え、自主レーベル「INFINITY RECORDS」を発足後、最高の売上枚数となった。
2019年11月6日から開催していたライブツアー『関ジャニ∞ 47都道府県ツアー UPDATE』のうち、3月11日の島根公演からツアー最終日である4月29日の沖縄公演までの全公演が、新型コロナウイルス「COVID-19」感染拡大のため中止となった。
4月27日、2015年5月16日から2020年3月27日までフジテレビ系にて放送されていた前身番組『関ジャニ∞クロニクル』をリニューアルした新番組『関ジャニ∞クロニクルF』を同じくフジテレビ系にて放送を開始した。更に、自身がグループとして出演するバラエティー番組では初となる見逃し配信を行い、放送後1週間、FODや民放公式テレビポータルTVerでの視聴が可能となった。
5月5日、自身が所属する自主レーベル『INFINITY RECORDS』の公式Twitterが開設された。同レーベルに所属しているアーティストは関ジャニ∞のみの為、実質的に自身の公式Twitterとなっており、同アカウントが自身初のSNSアカウントとなった。また、2022年5月より、アカウント名が、アカウント開設時の「INFINITY RECORDS / インフィニティ・レコーズ」から「関ジャニ∞ / INFINITY RECORDS」に変更され、正式に関ジャニ∞の公式Twitterアカウントとなった。
5月13日、ジャニーズ事務所による、新型コロナウイルス「COVID-19」感染拡大防止を支援するプロジェクト『Smile Up ! Project』の一環として発足された期間限定ユニット『Twenty★Twenty』のメンバーとして、関ジャニ∞のメンバー5人全員が選出された。
6月25日、自身初となる公式LINEスタンプ「関ジャニ∞ スマイルアップスタンプ」が配信された。本スタンプは、前述の『Smile Up ! Project』の一環として制作されたものであり、売り上げは医療従事者の支援に役立てられる。
7月1日、5人体制初となるグループでのラジオ特番、ニッポン放送『関ジャニ∞のオールナイトニッポン』が放送されたが、大倉が自身のレギュラー番組であるフジテレビ系『関ジャニ∞クロニクルF』収録後に、体温が平熱より少し高かったため、大事をとって当番組を欠席し、4人で放送した。
7月28日 - 8月25日、関ジャニ∞、ジャニーズWEST、関西ジャニーズJr.など、関西ジャニーズによる合同無観客ライブイベント『Johnny’s DREAM IsLAND 2020→2025 ~大好きなこの街から~』を開催した。そのうち、自身は7月28日と8月8日に出演し、8月8日の公演は、自身としては上述新型コロナウイルス「COVID-19」の影響により中止になる前の上述ライブツアー「〜UPDATE」の2月14日の徳島公演より、約6ヶ月振りのワンマンライブとなった。尚、8月8日の公演では、大倉は出演映画などのスケジュールの多忙による体調不良により欠席し、4人で出演。上述の新型コロナウイルス「COVID-19」の疑いは無く、立っていられないほどの深刻な状況ではないが、免疫力の低下などを懸念して大事を取って欠席とした。更に、同日に出演した生放送の音楽番組『ライブ・エール 〜今こそ音楽でエールを〜』にも4人で出演した。
8月19日、44thシングル『Re:LIVE』を発売。同シングルの通常盤のカップリングにて、過去に自身がリリースした楽曲を5人で再録したものを収録するという『Re:8EST Project』の第1弾として、28thシングル「オモイダマ」と33rdシングル「前向きスクリーム!」を再録。更に、同作の期間限定盤Aには、自身のCD作品の特典としては初めてBlu-ray Discが付属している。
9月24日、大倉が上述の新型コロナウイルス「COVID-19」に感染したことを発表。発表によると、同月20日夜に倦怠感を感じ、21日朝に37.5度の発熱がありPCR検査を受けたところ、23日に陽性が確認された。その後は発症日である20日から10日間の療養期間を目安に入院はせずに経過観察を続けた。また、グループのメンバー及び担当マネージャーにおいては、保健所の指導に基づく濃厚接触者の特定により、丸山とマネージャー1名が濃厚接触者に該当したが、23日にメンバーにPCR検査を実施したところ、全員陰性だったとも報告。このことから横山、村上、安田は陰性かつ濃厚接触者にも該当しないため、引き続き活動。丸山とマネージャー1名は2週間の隔離生活で様子を見るとした。これにより、同月30日、テレビ東京系『テレ東音楽祭2020』に生出演した際に、「T.W.L」と「Re:LIVE」のメドレーを大倉・丸山を除く3人で歌唱した。のち、翌10月6日には丸山が活動再開を発表、更に、同月9日には大倉が同月12日に活動を再開することを発表した。
2020年11月1日、自身が設立した自主レーベル「INFINITY RECORDS」の親会社である『J Storm』の公式YouTubeチャンネルが開設され、前述のシングル「Re:LIVE」のMVが公開された。尚、YouTubeに自身のMVが公開されるのは初である。
12月19日、文化放送サタデープレミアム『関ジャニ∞のレコメン!~あれから8年スペシャル~』が放送された。文化放送『レコメン!』が開始した2003年7月から2013年3月までを『関ジャニ∞横山裕と村上信五のレコメン!』として横山と村上が、同年4月から2016年3月までを『関ジャニ∞村上信五と丸山隆平のレコメン!』として村上と丸山が、同年4月から2018年3月までを『関ジャニ∞村上信五とジャニーズWEST桐山照史と中間淳太のレコメン!』として村上が木曜パーソナリティを務めており、パーソナリティであった横山、村上、丸山が同番組に出演。『関ジャニ∞のレコメン!』としては、京セラドーム大阪で公開収録が行われた2015年1月10日の『関ジャニ∞のレコメン!ラジオ史上最大の公開録音スペシャル』以来約5年振りである。
12月31日、『第71回NHK紅白歌合戦』に9年連続9回目の出場を果たした。
2021年
1月1日、自身初の公式Instagramアカウントを開設した。以降、自身は「Road to Re:LIVE」を2021年のテーマとして掲げ、前述の新型コロナウイルスの影響により中止となって以降、途絶えているライブ活動が再び出来る日を目指して活動し、後述のライブツアー『KANJANI'S Re:LIVE 8BEAT』の千秋楽で同プロジェクト完走となった。更に、同プロジェクト完走を記念し、同公演の翌日である2022年1月24日、後述のアルバム『8BEAT』通常盤の購入者限定生配信イベント『Road to Re:LIVE 後夜祭 8BEAT賞 授賞式』が開催された。
1月4日、横山が前述の新型コロナウイルスに感染したことを発表。発表によると、同月3日午前より38.0度の発熱と喉の痛みを訴え、PCR検査を実施したところ、陽性が確認された。また、他のメンバー4人と担当マネジャーについては、翌4日にPCR検査を実施し、マネージャー2名が陽性であったものの、メンバーは全員陰性だった。尚、メンバーを含め、関係者に濃厚接触者の該当者はいないと公表され、感染者以外のメンバー4人とマネージャーの活動ついては、「感染予防対策を講じながら継続させていただきます」としている。その後、同月15日、横山が同日から活動を再開することを発表し、自身の公式Instagramのストーリーズ機能にて、横山が主演を務める舞台『マシーン日記』の稽古場で同舞台の台本を持った自撮り画像と共に、現場復帰を報告した。
2月10日、自身通算45枚目のシングル『キミトミタイセカイ』を発売。同曲は、大倉が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場『知ってるワイフ』の主題歌である。
2月12日、テレビ朝日系『ミュージックステーション』に出演。更に、同番組出演後の同日22時から自身のInstagramアカウントにて、初のライブ配信を実施した。尚、メンバーがSNSアカウントのライブ配信に出演するのはInstagram以外の媒体を含めて初である。
6月26日、自身の楽曲「凛」がフジテレビ系『FUJI Network. Song for Athletes』として起用されたことを発表。以降、村上がメインキャスターを務める、同年7月23日 - 8月8日に開催された夏季オリンピック『東京2020オリンピック』及び関連番組(全てフジテレビ系列のみ)で同曲を使用された。また、村上はキャスターを務めていないが、同年8月24日 - 9月5日に開催された『東京2020パラリンピック』及び関連番組(全て同局系列)でも本曲が使用された。
9月1日、スマートフォン向けアプリゲーム『ドラゴンクエストウォーク』の発表会に出席し、同ゲームの2周年アンバサダーに就任したことを発表。今回の起用理由として、同ゲームのプロデューサーである柴貴正が、横山が同ゲームのヘビーユーザーであることを知りオファーが実現した。また、同日より同ゲームの公式YouTubeチャンネルにて、同ゲームとのコラボWEB動画企画「関ジャニ∞WAAAAALK!」を開始。2022年1月まで全10回にわたり随時公開された。更に、同月8日、同チャンネルでの生配信では関ジャニ∞によるスペシャルメッセージ動画が公開された。同月12日からは同ゲームの新TV-CM「一緒に歩けば、ぼくらは仲間だ。」篇が北海道・関東・関西・東海・福岡エリアにて放送開始された。
9月22日、自身の全国デビュー17周年を記念し、大倉が公式Twitterアカウントを開設。前述の自主レーベルのTwitterアカウントやグループのInstagramアカウントは開設されていたが、メンバー個人がSNSを開設するのは初である。
9月26日、自身が企画する音楽フェス『関ジャムFES』の第2回を約2年振りに初開催。2019年に開催予定だった前回と同様に『テレビ朝日ドリームフェスティバル2021』内の企画としての開催となった。本イベントにて、約1年7か月振りの有観客ライブとなった。
11月9日、約1年4か月振り通算2回目となるラジオ特番『関ジャニ∞のオールナイトニッポン』を放送。同番組では、後述のアルバム『8BEAT』のリリース直前というタイミングでの放送となり、同アルバムに収録されている楽曲をラジオ初オンエアされた。尚、前回の放送では、大倉が体調不良で欠席し、4人での放送となった為、5人での放送は初となった。
11月17日、約4年5か月振りとなるフルアルバム『8BEAT』を発売。同作は、岡崎体育、ゲスの極み乙女。やindigo la Endの川谷絵音、東京事変の亀田誠治、TOKIOの城島茂等から提供された楽曲等が収録された。
11月20日 - 2022年1月23日、ライブツアー『KANJANI'S Re:LIVE 8BEAT』を開催。有観客でのワンマンライブツアーは、前述の『関ジャニ∞ 47都道府県ツアー UPDATE』の新型コロナウイルスの影響により中止となった、2020年2月14日の徳島公演以来、約1年9か月振りとなった。同ツアーの千秋楽である2022年1月23日の宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ公演が『Johnny's net オンライン』にて生配信された。有観客ライブでの生配信は自身初である。
12月31日、『第72回NHK紅白歌合戦』に10年連続10回目の出場を果たした。
2022年
1月20日、ブランド買取専門店『なんぼや』の新イメージキャラクターに就任。POPや看板が全国の店舗やオフィシャルサイトに掲出されるほか、同年1月22日から同年2月18日まで「『なんぼや』オリジナル関ジャニ∞グッズ プレゼントキャンペーン」が実施された。更に、同年4月14日から関東・関西を中心に店舗点在エリアでテレビCMが放送された。
1月23日、自身が2019年から日本館PRアンバサダーを務めている『2020年ドバイ国際博覧会』の日本館との共同プロジェクト『共に未来に向けて歩みを進めよう #再び繋がり合う世界』が始動。更に、同プロジェクトのテーマソングとして「CIRCLE」を制作した。
4月29日、大倉が「右低音障害型難聴」と「両側耳鳴り」の為、一定期間の活動休止を発表。これにより、大倉の療養中は4人での活動となる。
7月16日 - 24日、神奈川・日産スタジアムと大阪・ヤンマースタジアム長居で、デビュー18周年記念野外ライブ『18祭』を開催予定。自身が日産スタジアムでライブを行う事は初である。
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