テレビ東京で放送されている美術鑑賞をテーマとする旅番組「新美の巨人たち」を無料視聴する方法について紹介していきます。再放送の情報や、無料動画や見逃し配信はTVer(ティーバー)で配信されるのかなど、昨今はテレビをリアルタイムで視聴するよりもスマホやテレビ、パソコンで視聴したいですよね?
YouTube(ユーチューブ)やbilibili(ビリビリ)、Dailymotion(デイリーモーション)、9tsu、miomio、Pandora(パンドラ)以外の「新美の巨人たち」の動画配信についてなのですが、現時点では動画配信サービスU-NEXTで配信される可能性があります。
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「新美の巨人たち」2024.3.2放送分
タクト
新美の巨人たち【スーパーリアリズム!「鉛筆画」×シシド・カフカ】
▼「鉛筆」による迫真の肖像画!黒一色でどうやって圧倒的なリアリズムを生み出すのか?▼「シシド・カフカ」の肖像画を制作し、完成までをすべてお見せします!
▼最も身近な文具である鉛筆ですが、ひとたび画材として使用したとき驚きのアートが生まれます。▼鉛筆画家・古谷振一さんは様々な濃さ、硬さの鉛筆を操り、圧倒的なリアリズムの肖像画を描き上げます。黒一色でありながら、使う鉛筆は驚きの14種類!
▼一体、どんなテクニックを駆使するのか?
今日の1枚として、シシド・カフカさんの肖像を鉛筆で描いていただき、完成までの過程をすべてお見せします!その出来栄えは?お楽しみに!
「新美の巨人たち」の出演者
【出演】
アートトラベラー:シシド・カフカ
ナレーション:渡辺いっけい
音楽
【オープニング&エンディングテーマ】
作曲・編曲 亀田誠治
オープニング曲「カミーユ」
エンディング曲「雨のカフェテラス」
関連情報
【番組公式HP】
https://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/
【番組公式Twitter】
@binokyojintachi
https://twitter.com/binokyojintachi
【番組公式Facebook】
https://www.facebook.com/binokyojintachi/
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新美の巨人たちの番組情報
「新美の巨人たち」は、テレビ東京系列で2000年4月8日から毎週土曜22:00 - 22:30(JST)に放送されている美術系教養番組。2019年4月6日から番組名が『新美の巨人たち』となり、美術鑑賞をテーマとする旅番組となっている。
この番組では、美術界の巨匠が制作した絵画・彫刻・彫像・建築物・写真などを、「今日の一枚」と題して小話・小芝居を交えながら紹介している。
BSジャパンでもかつて日曜19:30などから放送されており(正しくは放送再開)、その放送時間は現在に至るまで様々に変わっている。全編フルハイビジョン制作。また、地上アナログ放送ではレターボックス形式で放送されていた。同時ネット局のみ字幕放送を実施している。時差ネット局のBSジャパンも以前は字幕放送を開局当初から行っていたが、現在は字幕放送は非対応である。
2006年12月放送分まではセイコーエプソンの一社提供であったため、正式タイトルが『EPSON MUSEUM 美の巨人たち』(エプソンミュージアム びのきょじんたち)であった。しかし、2007年1月放送分からは、スポンサーがキリンビール、キリンビバレッジとなり、正式タイトルは『KIRIN ART GALLERY 美の巨人たち』(キリンアートギャラリー びのきょじんたち)となった。その後、2017年4月放送分からは、スポンサーに損保ジャパン日本興亜が加わり二社提供になったが、正式タイトルに変化はない。2020年3月放送分をもって損保ジャパン日本興亜が二社目のスポンサーを降板し、翌月放送分からは二社目のスポンサーがヘーベルハウスに交代した。
第1回の放送では、ピカソが戦争に対する怒りを表したと言われる大作『ゲルニカ』を紹介した。5周年記念の回ではエッフェル塔に関る作品を紹介し、ナレーターの小林薫もフランスに赴いた。当初は広く知れ渡っている大家を紹介していたが、一般にはさほど知られていない芸術家をも取り上げるようになり、美術の普及に一役買っている。
2013年12月、フランス観光開発機構やエールフランスなどが創設した「第13回ルポルタージュ大賞」(テレビ部門)を受賞した。この賞は観光地としてのフランスの魅力を伝えた質の高い番組や記事などを対象としたものである。
番組では人間技とは思えない作品(特に金工、牙彫、根付、自在置物、七宝等工芸品)の技を称して「超絶技巧」と称している。
2019年4月6日より番組タイトルを『新美の巨人たち』に改めリニューアルした。Art Traveler(アートトラベラー)たちの一人が毎回、作品に関係ある場所へ行き、作品を鑑賞したり制作者の人生に迫る旅番組となっている。
番組の内容
ほとんどの回は1回限りのミニストーリーとなっていて、舞台は時代、国を問わず、ジャンルもミステリーや恋愛話に回想録、果ては「魔女と魔法の鏡」(『真珠の耳飾りの少女』の回)といったファンタジックなものなど様々で、建築作品を紹介する回でしばしば登場する真っ黒い姿の二人組「モデュロール兄弟」と日本国内の美術館を紹介する回で稀に登場する50代の主婦「桜子」は定番キャラクターとなっている。「モデュロール兄弟」は、ル・コルビュジエが用いた人型がモチーフである。桜子にはサラリーマンの夫がいたが、最近定年退職した。他に、番組で浮世絵作品などを紹介する際には、ボストン在住の浮世絵コレクターのジョンストン・マーフィーが登場することがある。また、ジョンストン・マーフィーの息子(ジョンストン・マーフィーJr.)は、現在東京在住として登場している。それ以外にも「絵画警察」「弓曳き君&文字書き君」(文字書き人形の回)「小説家と編集者」(『民衆を導く自由の女神』の回)「古書堂の店主」(雲竜図の回)などキャラクターによっては数回登場する場合もある。また2014年までに「絵画警察」は日本の他に、イギリス、フランス、スペイン、オランダ、オーストリア、イタリア、ベルギーの各国の署が登場している。
2009年 - 2015年の放送では、斎藤洋介(北大路魯山人の回、狩野元信の回、中尊寺金色堂の回など)、田中美里(平田郷陽の回)、ARATA(石川雲蝶の回)、本田博太郎(杉浦非水の回)、渡辺いっけい(長谷川等伯の回、雪村周継の回)、山村紅葉(竹久夢二の回、狩野一信の回)、コウメ太夫(東洲斎写楽の回)、藤村俊二(国会議事堂の回)、渡辺哲、松尾諭(2人はこれまでコンビで登場している。宮本武蔵の回、横山大観の回)、TKO(歌川広重の回。2人は彫師と刷師のコンビとして出演している)、他にドランクドラゴンの鈴木拓が呉服店の若旦那として、アンジャッシュの児嶋一哉がその馴染みの喫茶店のマスターとして、数多くの役者・芸人もミニストーリーに出演している。特に斎藤は、バーのマスター、小料理屋の主など、複数の役で出演している。また、渡辺いっけいは絵画警察の警部という役どころで出演している。また、清水三年坂美術館の所蔵品(根付、香炉など)を取り上げる際には自局番組である『YOUは何しに日本へ?』のセルフパロディを行っている。
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それはどんなサービスでも同じです。
のんびり太くん
こんな風に悠長に構えていると、あっという間に動画配信はなくなってしまったりします。
観たい!!と思った今、配信されているうちに是非動画を楽しんでくださいね。
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「新美の巨人たち」過去の放送内容
「新美の巨人たち」2024年2月の放送内容
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2024.2.10放送分
新美の巨人たち【世界遺産“薬師寺”500年ぶりの全貌×本上まなみ】
▼奈良の世界遺産・薬師寺。7世紀に建立された名刹がなんと500年ぶりに往事の姿を蘇らせました▼昭和から令和まで続いた大復興でカギを握った意外な作品とは?
▼奈良の世界遺産・薬師寺。去年、7世紀に建立された名刹がなんと500年ぶりに往事の姿を蘇らせました▼昭和から令和まで続いた大復興で、龍宮造りとも呼ばれるきらびやかな金堂や仏塔が次々と復元されていきました。
▼奈良時代と寸分違わぬ姿での復興を指揮した「最後の宮大工」西岡常一の情熱。更に現代の建築家や画家による新たな美の装い▼そして大復活のカギをにぎった壮大なモニュメントとはいったい?本上まなみさんがその秘密を解き明かします。
2024.2.3放送分
新美の巨人たち【劇団四季「ライオンキング」×荻野目洋子】
▼25年のロングランを続ける名作ミュージカル「ライオンキング」▼世界の多様な文化を取り入れ、日本の伝統芸能も影響を与えました▼動物の感情表現の秘密に迫ります
▼25年のロングランを続ける名作ミュージカル「ライオンキング」▼1997年ニューヨークのブロードウェイで生まれ、翌年、劇団四季が日本での上演を開始しました。オリジナルはディズニーのアニメーション。
▼不可能と言われた舞台化を成し遂げた演出家ジュリー・テイモアは世界中の多様な文化を取り入れて、動物の表現や舞台演出を考え出しました▼実は日本の伝統芸能も大きなヒントになっていたのです。荻野目洋子さんがその秘密に迫ります。
「新美の巨人たち」2024年1月の放送内容
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2024.1.20放送分
新美の巨人たち【“棟方志功”魂の肉筆画in青森の秘湯×緒形直人】
▼青森が生んだ世界に誇る板画家・棟方志功の肉筆画が、彼が生前こよなく愛した温泉宿に残されています▼『世界のムナカタ』の原点を訪ねる津軽湯けむりアート旅。
▼棟方志功は、自身の版画を「板画」、肉筆画を「倭画(やまとが)」と呼んでいました▼お気に入りの温泉で精力的に描いたのが倭画でした。青森・浅虫温泉の創業400年を超える老舗「椿館」は、さながら志功のミニ美術館。観光ポスター原画から鯉の水墨画、自由奔放なタッチで躍動する菩薩たちの絵が公開されています。
▼日本有数の豪雪地、秘湯・酸ヶ湯温泉に残された勇壮な八甲田山の絵は見る者を圧倒します。しかしこの絵の風景はどこかおかしいのです。それは何故か?▼志功が未だ無名の画家だった頃、訪れた酸ヶ湯で出会った“仙人”と呼ばれる男との絆。八甲田山の絵に秘められた『世界のムナカタ』の原点を紐解いていきます。
2024.1.13放送分
新美の巨人たち【世界一を目指した“帝国劇場”知られざる建築美】
▼帝国劇場には世界一の舞台を作ろうとした菊田一夫の情熱と、建築家谷口吉郎の苦心とこだわりが▼特撮の神様・円谷英二が帝劇のために作った幻のフィルムを放送!
▼ミュージカルの殿堂・帝国劇場は、再開発による取り壊しが決定し2025年に閉館します。▼現在の姿で見られるのは、あと2年。そこで、1966年に竣工した現在の建物がどんなこだわりを持って作られたのかを紐解きます▼そこには、世界一の劇場を作ろうとした稀代の演劇人・菊田一夫の情熱と建築家・谷口吉郎の驚くべきこだわりが。
▼アートトラベラーは、一級建築士の試験に合格した俳優の田中道子さん。更に1987年の『レ・ミゼラブル』の初演から、度々、帝国劇場の舞台に立ってきた俳優・鹿賀丈史さんも登場▼そして特撮の神様、円谷英二監督が舞台演出のために撮影した幻のフィルムも大公開!
2024.1.6放送分
新美の巨人たち【“奈良美智”…少女が大人になるということ×小雪】
▼奈良美智さんの代名詞でもある不機嫌な女の子たちの絵。ある時から大人に成長したかのような表情に変わりました▼少女像の成長を奈良さんの人生と重ねて紐解きます
▼奈良美智さんの代名詞でもあるこちらを睨みつける不機嫌な女の子の絵。あることをきっかけに大人に成長したかのような表情に変わりました▼実は奈良さんが描く女の子はすべて自画像とも言われています。少女像の成長は奈良さん自身の成長の軌跡でもあったのです。
▼青森で生まれドイツ留学の時に生まれた不機嫌な女の子。様々なバリエーションが生まれましたが、2011年の東日本大震災を経て大きく変化しました▼まるで女の子がおとなへと成長したかのように。青森県立美術館で開催中の展覧会を訪ねた小雪さんが、その秘密を探ります。
「新美の巨人たち」2023年12月の放送内容
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2023.12.16放送分
新美の巨人たち【磯崎新“モンローチェア”×シシド・カフカ】
▼世界的な建築家、磯崎新がマリリン・モンローの肉体の曲線をもとに製作した“モンローチェア”▼なぜこの椅子が誕生したのか?知られざる美の真髄に迫ります
▼ポストモダン建築の旗手、磯崎新によってデザインされた「モンローチェア」は、20世紀最高のミューズ、マリリン・モンローのボディラインを参考に作られ、その名の由来となっています。
▼正面から見ると、厳格な直線で構成された凛とした佇まい。ところが、横から眺めると、滑らかな、緩やかな、えも言われぬ曲線がゆらめいているのです。▼この椅子が誕生した秘密にシシド・カフカが迫ります▼この椅子を作っている山形県「天童木工」の工場で、その生産の一部始終に密着!
2023.12.9放送分
新美の巨人たち【ピカソが起こしたアート革命!“キュビスム”×篠原ともえ】
▼世界のアートに革命を起こした“キュビスム”は、あの天才ピカソとその同志ブラックが考え出した▼後に建築や工業デザインなどの常識も一変させた奇跡の神髄に迫る
▼世界のアートに革命を起こした“キュビスム”は、あの天才ピカソとその同志ブラックが考え出した▼対象を様々な視点から眺めて描く発想の大転換。さらにアフリカなどの原始的な要素を取り入れて、見たままを描くという中世ルネサンス以来のアートの常識を覆してみせた。
▼キュビスムは絵画にとどまらず建築や工業デザインなどありとあらゆる分野に浸透し、斬新な作品が生み出されるきっかけにもなった▼20世紀初頭に起きた奇跡…その誕生を篠原ともえさんが探ります。
2023.12.2放送分
新美の巨人たち【渋谷発新アート!THE TOKYO TOILETとは】
▼渋谷に誕生した意外なアートスポット、それは“公共トイレ”▼16名の名だたる作家が集結、古いトイレ17カ所を美的に生まれ変わらせた!知られざる巨大プロジェクト。
▼渋谷区に誕生した意外なアートスポット、それは“公共トイレ”▼著名な建築家やデザイナー16名が集結して、およそ21億円をかけた「THE TOKYO TOILET」プロジェクト▼古めかしい公共トイレ17カ所があっと驚くモダンな建築に生まれ変わった!▼カンヌ映画祭で役所広司さんが最優秀男優賞を受賞した映画でも取り上げられた最新プロジェクト!
▼マッシュルームのようなユニークな形やまるで折り紙のような斬新な姿など、最新の建築技術やデザインの粋を集めて作り上げた小さな空間に、日本ならではのトイレ文化を世界に発信する狙いが込められた▼田中卓志さんがそのいくつかを巡り、最新の公共トイレに込められたアーティストたちの思いに迫ります。
「新美の巨人たち」2023年11月の放送内容
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2023.11.25放送分
新美の巨人たち【あなたの街の名建築・高輪消防署二本榎出張所】
▼90年前に建てられたレトロで優美な消防署。東京都選定歴史的建造物でありながら今も現役です▼いわば高輪の町のシンボル。設計したのはいったい誰なのか…?謎に迫ります
▼高輪ゲートウェイ駅のほど近く、港区高輪にとってもレトロな建物があります▼道に沿って角が湾曲し、灯台のような円柱形の望楼がある独特な造形です▼実はここ築90年の消防署、しかも今も現役。消防署とは思えないほど優美で和む署内の設えは美的センスに溢れています。
▼設計したのは、警視庁の営繕係に所属していた越智操。彼は一体どんな人物なのか?▼時代は変わっても、シンボルとして変わらず立ち続けている消防署のレトロな魅力に迫ります。
2023.11.18放送分
新美の巨人たち【横浜は焼き物の街…超絶技巧“高浮彫”とは】
▼意外かもしれませんが横浜は“焼き物”の街。その礎となったのが伝説の陶芸家「宮川香山」の超絶技巧!▼八木亜希子さんが横浜と陶芸の知られざる物語に迫ります。
▼革新と伝統が麗しく共存する街、横浜。その魅力を象徴するのが陶芸です。横浜市の陶芸教室は連日大賑わい。なぜこれほど盛んなのか▼その礎となったのが100年前に亡くなった伝説の陶芸家「宮川香山」。“土と釉薬の大魔術師”と呼ばれた男です。
▼香山が得意としたのは「高浮彫」。身近な動植物たちをまるで生きているかのような迫力と臨場感で、唯一無二の作品を数々発表していきます▼精緻を極め、世界を驚嘆させた超絶技巧は、如何にして生み出されたのか。なぜ横浜だったのか。その謎に迫ります。
2023.11.4放送分
新美の巨人たち【イサム・ノグチ「AKARI」×美村里江】
▼世界的な人気を誇る照明「AKARI」…作者は彫刻家イサム・ノグチ▼彼はなぜ淡い灯を追い求めたのか?その激動の人生を辿ると見えてきた「光の彫刻」誕生の秘密!
▼世界的な人気を誇る照明シリーズ「AKARI」。作ったのは彫刻家イサム・ノグチ。▼日本とアメリカ、二つの祖国を持つアーティストの激動の人生を辿ると見えてきた「光」への切ない思い。▼更に日本で出会ったある伝統工芸が「AKARI」誕生の原点になりました。
▼モダンなデザインと和の風貌はどんな部屋にも馴染んでしまう。現在なんと200もの種類があります!インテリア大好きの美村里江さんがノグチの足跡を辿り、その美と誕生の秘密を解き明かします。
「新美の巨人たち」2023年10月の放送内容
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2023.10.28放送分
新美の巨人たち【超絶技巧!色鉛筆アート・秋の情景×シシド・カフカ】
▼美しい秋の情景です。この絵を描くのに使ったのは、たった5本の色鉛筆!?▼まるで写真のようにリアル、でもどこか懐かしい。その超絶技巧の秘密に迫ります!
▼近年、新しい「アート」として注目を集める「色鉛筆」▼その色鉛筆アートの中でも、どこか心に響く「風景画」を描き続けるのが、色鉛筆画家・林亮太さん▼リアルでありながらも、懐かしさも感じさせる作風は、高い評価を受けています。
▼驚くべきは、彼が使用する色鉛筆の数は、たった5本!そんな少ない色数で、どうやって豊かな色彩を作り出すのか?▼今回は、美しい秋の情景を「今日の1枚」として描いて頂き、制作過程をじっくりお見せします!その超絶技巧をご堪能ください!
2023.10.21放送分
新美の巨人たち【帝国ホテル東京・知られざる建築美×内田有紀】
▼開業133年を迎える帝国ホテル東京。その建築は現在3代目▼知られざる建築美、そして滅多に見られないF・ロイド・ライトの極上スイートに内田有紀が迫ります。
▼1890年に開業した初代「帝国ホテル」は、明治政府と財界が一体となり「日本の迎賓館」として造られました▼1923年には建築界の巨匠フランク・ロイド・ライト設計、通称“ライト館”が竣工▼現在の「帝国ホテル東京本館」(1970年竣工)の建物は、3代目。▼設計は伝説のホテル建築家・高橋貞太郎。川奈ホテル(静岡県)、上高地帝国ホテル(長野県)など、日本各地のホテルを手がけてきました。
▼ですが、美しすぎたライト設計の帝国ホテル取り壊しには根強い批判が…それでも貞太郎は意思を貫きました。彼が建築協会を辞めてまでこだわりぬいた現在の帝国ホテルの知られざる建築美とは…?▼今回は建築大好き!内田有紀さんが、高橋貞太郎が世に問うた、世界に誇る建築美と超一流のホスピタリティに迫ります。滅多に見られないフランク・ロイド・ライトのデザインで統一したスイート客室も公開!
2023.10.14放送分
新美の巨人たち【長沢芦雪のゆるかわ子犬】×本仮屋ユイカ
もふもふ子犬の絵がグッズ化されるなど、現代でも大人気の絵師・長沢芦雪。師匠円山応挙のように緻密な絵を描いていた男は、なぜ“ゆるかわ”を描くようになったのか!?
▼令和の今、長沢芦雪の描いたかわいい子犬は、様々なグッズになり人気を集めています▼しかしその芦雪も、若い頃は師匠の円山応挙のように緻密な絵を描いていました。それがある時期を境に、「ゆるかわ」を描くようになるのです。芦雪に一体何があったのか?
▼その秘密は、和歌山県串本町にありました。本仮屋ユイカさんが“芦雪寺”と呼ばれる串本町の無量寺を訪れ、芦雪がいかに「ゆるかわ」を生み出したのか、その謎に迫ります。
2023.10.7放送分
新美の巨人たち バンクシー「ウクライナ郵便局の切手」×内田也哉子
正体不明のアーティスト、バンクシーの新作「ウクライナ郵便局の切手」。戦火の街に描いた柔道のワンシーン、それがなぜか切手になった!バンクシーの真意とはいったい?
正体不明のアーティスト、バンクシーが戦火のウクライナに潜入して描いた柔道のワンシーン。子どもが大人を投げ飛ばす絵が、ウクライナで切手になり販売されました。なぜ柔道をテーマにしたのか、そしてなぜ切手にしたのか?
自作についてほとんどコメントすることのないバンクシーの真意を探りに向かったのはイギリス、ロンドン。ロシアのウクライナ侵攻を痛烈に批判した作品だという読み解きの裏に幾重にも隠されたバンクシーの狙いとはいったい?ロンドン在住のエッセイスト・内田也哉子さんがそのナゾを紐解きます。
「新美の巨人たち」2023年9月の放送内容
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2023.9.30放送分
新美の巨人たち 歌川国芳とアートな町・倉敷×林家たい平
海外でも大人気の浮世絵師、歌川国芳。時代を先取りする画法、反骨精神の集大成である問題作『源頼光公館土蜘蛛作妖怪図』を中心に国芳の人気の秘密、魅力を紐解いていく。
江戸・明治の面影を残す、岡山県倉敷市の美観地区には「歌川国芳だけ」の美術館があります。和室の展示室には、浮世絵が凡そ百点あまり。国芳に囲まれ大興奮の大の国芳ファン・林家たい平さん。現代の漫画やハリウッド映画の特撮の描写を先取りするかのような作品に目を見張ります。
そして天保の改革に反発した最大の問題作と対面。描かれるのは武者と無数の妖怪たち。その正体は何か?国芳の画力と類まれな発想で当時の江戸っ子たちを魅了した問題作の謎を解き明かして行きます。さらに日本一のアートな町・倉敷の「美」のスポットも巡ります。
2023.9.23放送分
新美の巨人たち 祝!国宝指定!熊本「通潤橋」×緒形直人
今年、橋として初めての国宝となることが決まった熊本県山都町の「通潤橋」。豪快な放水で知られる美しき石橋はなぜ造られたのか?江戸時代の驚くべき土木技術に迫ります!
熊本県山都町の長閑な景色に佇む「通潤橋」。美しいアーチを描く江戸末期の石橋です。今年6月、全国の橋の中で初の国宝となることが決まりました。通潤橋は水不足に悩まされていた白糸台地へ農業用水を運ぶために架けられた水路橋。
しかし、建設には大きな困難が次々と立ちはだかりました。前代未聞の高さ、通水管を破壊する水圧・・・一体どうやって解決したのか?そこには石工の驚くべき技術と、完成を願う人々の情熱があったのです。
2023.9.16放送分
新美の巨人たち イギリスが生んだ天才ターナー×渡辺いっけい
200年ほど前の産業革命の時代を生きたイギリスの天才ターナーが残した大いなる謎。傑作を紐解きながら、画家が本当に描きたかったものを探る。
現代は、AIやロボットなど新たなテクノロジーが世の中を変える時代。そんな中で人はどう生きるのか?何を描くのか?
今から200年ほど前の産業革命の時代に、最先端の蒸気船や蒸気機関車を描き、テクノロジーと向き合った画家ターナー。その彼が描いた謎の一枚…ただぼんやりとあいまいなだけの風景画には、現代に通ずるヒントが隠されていたのです。
2023.9.9放送分
新美の巨人たち 蔡國強「満天の桜が咲く日」×水原希子
火薬を使った爆発アートで知られる現代芸術の巨匠・蔡國強。今年6月福島県いわき市で披露したのは花火で満開の桜を表現した圧巻の新作。そこに込めたメッセージとは。
火薬を使った爆発アートを世界各地で披露している現代芸術の巨匠・蔡國強。今年6月福島県いわき市で披露した新作が「満天の桜が咲く日」。東日本大震災の犠牲者を悼み、未来への希望を色彩豊かな花火のパフォーマンスで表現しました。
若い頃、蔡さんはいわき市の人々とともに様々な爆発アートに挑み、その活動が評価されて世界へと羽ばたきました。時間もお金も人手もかかる爆発アート。宇宙からも見える壮大な作品をつくりたいと願う蔡さんの真意に水原希子さんが迫ります。
2023.9.2放送分
新美の巨人たち ヨシタケシンスケ「メメンとモリ」×千秋
いま大人気の絵本作家・ヨシタケシンスケの「メメンとモリ」。子どもだけではなく大人もハマる絵本には独特の美の世界が隠されていました。その秘密に迫ります。
デビューして10年、数々の絵本をヒットさせてきたヨシタケシンスケ。大人の絵本ブームの火付け役ともいわれる、作者初の長編作品が「メメンとモリ」です。描かれているのは“「人は何のために生きてるの?」”の3つの物語。
一体なぜ大人もハマるのか?一見シンプルに見える絵には、実は驚きの秘密が…。絵本が大好きだという千秋さんが、ヨシタケさんの頭の中をのぞき見!その魅力を紐解きます。
「新美の巨人たち」2023年8月の放送内容
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2023.8.26放送分
新美の巨人たち シリーズ夏の記憶⑤「四万温泉・積善館」×中山忍
群馬県の名湯「四万温泉」に佇む、創業329年の歴史を誇る旅館「積善館」江戸時代に建てられ今も現役の本館は、日本最古の湯宿建築。奇跡の旅館の、美と伝統に迫ります。
湯治の郷として知られる群馬県「四万温泉」に、江戸元禄時代創業、329年の歴史を誇る旅館「積善館」があります。江戸時代に建てられた「本館」は、現存する最古の湯宿建築。驚くべきことに今も現役で使われ続けているのです。
更に大正ロマン溢れる大浴場「元禄の湯」、和装建築の粋を集めて建てられた昭和の「山荘」など、さながら旅館建築の変遷の歴史が全て詰まったタイムカプセル。奇跡の旅館の美と伝統に迫ります。
2023.8.19放送分
新美の巨人たち 山下清「長岡の花火」×山崎静代(南海キャンディーズ)
生誕100年を迎えた放浪の画家、山下清の最高傑作「長岡の花火」。誰にも真似できない超絶技巧の貼絵「長岡の花火」誕生の物語。知られざる清の素顔にも迫る。
生誕100年を迎えた放浪の画家、山下清。ドラマ「裸の大将」で知られていますが、実はイメージとは違う素顔がありました。新潟県長岡の花火大会をモチーフに描いた貼絵作品「長岡の花火」は、花火を愛した清の最高傑作。小さくちぎった紙を幾重にも重ね、こよりを使うなど様々な技は芸術作品として再評価が始まりました。
そして旅先で描いたと思われていましたが、実は全く異なる事実が明らかに!更に清と長岡の花火師との間には花火に込めた共通する想いがあった。山崎静代さんが「本当の山下清」の姿を探ります。
2023.8.12放送分
新美の巨人たち 丹下健三「広島平和記念公園」×戸田菜穂
原爆の悲劇を忘れない…広島平和記念公園は世界に平和の大切さを発信する場所。誰もが知るこの場所には、知られざる美と公園の設計に携わった人々の強い思いがありました。
原爆の悲劇を忘れない…広島平和記念公園は世界に平和の大切さを発信する場所です。設計したのは世界的建築家の丹下健三。資料館から慰霊碑、原爆ドームが一本の軸線上に連なるようにつくられています。そこに原爆投下の同じ日に両親を空襲で失った丹下の、平和への強い願いが表現されていました。
実は当初のプランでは公園の北に壮大な平和都市も計画されていたのです!その幻のプランがいま動き出そうとしています。広島生まれの戸田菜穂さんが、公園の美と秘められた想いに迫ります。
2023.8.5放送分
新美の巨人たち 阪神甲子園球場×栗山英樹
誕生して今年で99年目を迎える「阪神甲子園球場」は、現存する日本最古のスタジアム。WBCで世界一に輝いた侍ジャパン前監督、栗山英樹が球場の美と、歴史に迫ります!!
野球の聖地「阪神甲子園球場」(兵庫県・西宮市)は、誕生して今年で99年目を迎えます。
現存する国内最古の球場であり、その名にふさわしい荘厳さ、威厳に満ちているのです。
大銀傘を揺るがす歓声、アルプススタンドに陣取る応援団、青春の汗と涙…
特に、手入れの行き届いたグラウンドの「土」や「芝」は、甲子園の美そのもの!
今回は、WBCで世界一に輝いた侍ジャパン前監督、栗山英樹さんが甲子園球場の美と、歴史に迫ります。
「新美の巨人たち」2023年7月の放送内容
+放送内容はコチラをクリック
2023.7.29放送分
新美の巨人たち 夏の記憶①江の島「湘南港ヨットハウス×石原良純」
江の島の知られざる名所「湘南港ヨットハウス」。波と風を形にしたハーバーの美しきシンボルです。設計したのは何とヨットマン!?さらに、石原良純さんが帆船を操り海へ!
人気観光地・江の島にヨットハーバーがあるのをご存知ですか?実は2度の東京オリンピックでセーリング競技会場となったヨットの聖地なのです。そのシンボルが「湘南港ヨットハウス」。ヨット利用者のための施設であるだけでなく、誰でも自由に入って過ごすことができます。
1964年竣工の旧ヨットハウス、それを2014年に建て替えた現在のヨットハウス、2つの建築に込められたヨットマンの思いとは?石原良純さんは「帆船やまゆり」に乗って海へ!夏の湘南の美を堪能します。
2023.7.22放送分
新美の巨人たち ソール・ライター「Early Color」×シシド・カフカ
カラー写真の歴史を変えた写真家ソール・ライター。デジカメが当たり前の今、フィルム写真の「味」が見直されています。その鮮やかな色彩と大胆な構図の秘密を探ります。
カラー写真の歴史を変えた写真家ソール・ライター。デジタルカメラが当たり前の今、フィルム写真の「味」が見直されています。彼の写真集「Early Color」は戦後のニューヨークを鮮やかな色彩と大胆な構図で写し取り、世界中を驚かせました。
83歳にして“カラー写真のパイオニア”と呼ばれるようになったのです。一枚一枚にデジタルにはないアナログ撮影の魅力が詰まっています。さらに日本画との意外な接点も。カメラが大好きなシシド・カフカさんが、その秘密を探ります。
2023.7.15放送分
新美の巨人たち 群馬音楽センター×内田有紀
群馬県高崎市に誕生して62年、文化の拠点として親しまれてきた音楽ホールの建築美。日本のモダニズム建築を牽引したアントニン・レーモンドの最高傑作、その誕生の物語。
シリーズ“あなたの町の名建築”第2弾。群馬県高崎市にある巨大な白いザリガニのような奇妙な形をした建物、群馬音楽センター。誕生から62年たった今なお、市民に愛されている音楽ホール。屏風のようにギザギザとした形は、折板(せっぱん)構造のコンクリート打ちっ放し、そのままの姿。
つまり構造がそのままデザインになっているのです。設計したのは、日本のモダニズム建築を牽引したアントニン・レーモンド。なぜ、高崎につくられたのか?なぜレーモンドだったのか?内田有紀さんとともに理想の公共建築と謳われた建物の魅力に迫ります。
2023.7.8放送分
新美の巨人たち 妹島和世「西武鉄道・特急Laview」×田中卓志
弾丸の様なフォルムに銀一色の車体。西武鉄道特急Laviewは近未来の鉄道の様な姿。世界のどこにもない車両を作るプロジェクトの全貌に田中卓志さんが迫ります。
弾丸のようなフォルムに銀一色の車体。西武鉄道特急Laviewは近未来の鉄道の様な姿。見たことのない車両を作るプロジェクトは、世界的な建築家・妹島和世のデザインから始まりました。世界中の鉄道車両を研究して、そのどれにも似ていないデザインを生み出したのです。
先端のフォルムはもちろん、車体を特殊コーティングして沿線の風景が色彩としてぼんやりと映り込む仕掛けを採り入れました。さらに天井から床まである大きな窓。車内は公園をイメージしたと言います。都心の池袋から緑豊かな秩父まで77分のアート旅を満喫するのは、田中卓志さん。
2023.7.1放送分
新美の巨人たち 松本零士『銀河鉄道999』×タケカワユキヒデ
この春、逝去した漫画家松本零士。代表作「銀河鉄道999」は如何にして生まれたのか。独特の描線、精緻を極めたメカニック、きらめく銀河の技法とは、その秘密に迫る!
宇宙に憧れ、描き続けた松本零士。その原点に戦闘機パイロットだった父との絆がありました。積み重ねた人生の体験すべてが、あの『銀河鉄道999』に繋がっていたのです。不朽の名作に込められた願いとは…。
アトリエで作画する松本氏の生前の姿も秘蔵映像で。若かりし苦難の時代を共に過ごした盟友・ちばてつやさんの貴重なインタビューや劇場版アニメの主題歌を作曲歌唱したタケカワさんが当時の秘話を語ります。さらに長年名誉館長を務めた「北九州市漫画ミュージアム」では、その作画技法を再現。“松本ワールド”へ誘います。
「新美の巨人たち」2023年6月の放送内容
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2023.6.24放送分
新美の巨人たち 丹下健三「東京都庁」×田中道子
新宿副都心にそびえる東京都庁。巨匠・丹下健三の設計です。実は設計コンペで丹下案、最大のライバルとなった異色のプランがありました。もしもの東京の姿を探ります。
新宿副都心にそびえる超高層の東京都庁。巨匠・丹下健三の設計です。大聖堂を思わせるツインタワーにファサードの繊細な表現。細部まで考え抜かれた建築は世界中から人々が押し寄せる東京のシンボルとなっています。その都庁は史上最大規模と言われたコンペで選ばれました。
当時、丹下案の最大のライバルと目されていたのが磯崎新の「横長」の都庁案でした。番組では丹下と全く異なるコンセプトで挑んだ幻の都庁を再現。もしもの東京の姿に、一級建築士でもある田中道子さんが迫ります。
2023.6.17放送分
新美の巨人たち アンリ・マティス「ロザリオ礼拝堂」×市川実日子
20世紀絵画の巨匠マティス。最晩年の傑作が南仏にある「ロザリオ礼拝堂」です。実はこの小さな建物に、私たちが幸せな老後を生きるヒントが隠されていました。
20世紀絵画の巨匠アンリ・マティス。最晩年の傑作が南仏にある「ロザリオ礼拝堂」です。設計・内部の装飾・ステンドグラスに至るまですべて自ら作り上げました。70代でガンを患い、体力が衰えてしまったマティス。そんな時に人生初の建築作品に挑みました。
精神科医で老後の問題を研究する和田秀樹さんは、ここに老後を幸せに生きるヒントがあると言います。マティス作品が大好きな俳優・市川実日子さんとその謎を解き明かします。
2023.6.10放送分
新美の巨人たち ロン・ミュエク「スタンディング・ウーマン」×小雪
青森県十和田市にある、4メートルもの巨大な彫刻作品「スタンディング・ウーマン」。驚くほどのリアルさに圧倒される作品は、なぜ巨大でなければならなかったのか?
青森県十和田市にある巨大アートの聖地、十和田市現代美術館。世界中で活躍する現代アーティストの作品が展示されています。その最初の展示室に、ロン・ミュエクの「スタンディング・ウーマン」はあります。
圧倒されるのは、その大きさ。4メートルもの初老の女性がたたずんでいるのです。さらに、ディテールはまるで生きているかのようなリアル。一体なぜ、巨大でなければならなかったのか?俳優の小雪さんとその秘密を紐解きます。
2023.6.3放送分
新美の巨人たち レトロ建築in日比谷公園×杏子(バービーボーイズ)
日比谷公園は今年で120周年。園内にはレトロな建物たちが感動的な美しさを今に伝えている。音楽の聖地「野音」も今年で100年、そんなレトロの美こそ「100年浪漫」
東京・千代田区「日比谷公園」は、今年で120周年…
日本初の近代西洋風公園には、各時代の建造物(「市政会館・日比谷公会堂」「日比谷松本楼」「日比谷図書文化館」「日比谷公園大音楽堂」など)が建ち並んでいます。
威厳に満ちた「時計塔」、「日本のカーネギーホール」と呼ばれた音楽の殿堂…
さらに「野音」のたくましき存在感。そんな「100年浪漫」の美の世界へ。
「新美の巨人たち」2023年5月の放送内容
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2023.5.27放送分
新美の巨人たち 葛飾北斎と行く!江戸東京街歩き×緒形直人
雄大な富士や波の絵で世界的名声を誇る葛飾北斎。しかし、江戸の日常風景を描いた作品にこそ、天才絵師の真価が。緒形直人さんが現代の東京で北斎の見つけた美を辿ります。
海外でも“The Great Wave”として有名な葛飾北斎の傑作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」。北斎は今なお国内外に強い影響力を誇る大芸術家です。そんな北斎が美を見出したのは、雄大な自然だけではありません。
江戸の何気ない風景、人々の日常の中にある美を実に生き生きと描いているのです。例えば、江戸にあったという滝。今の東京でいうと一体どこに?トラベラーの緒形直人さんが北斎の描いた江戸を現代の東京に探し、天才絵師の視点や狙いに迫ります。
2023.5.20放送分
新美の巨人たち 吉阪隆正『大学セミナーハウス』
八王子の丘陵地に建つ、摩訶不思議な建築群。「大学セミナーハウス」は学生たちの研究施設、その本館はなんと逆ピラミッド!?天才建築家の驚くべき発想と、思いとは?
八王子市の南に広がる多摩丘陵。そこに摩訶不思議な建築群が建っている。「大学セミナーハウス」は、学生たちのための研修宿泊施設。その本館はまるで、大地に突き刺さった逆ピラミッド!奇妙に波打つ天井や、螺旋状に続く部屋…。
一体なぜこんな形なのか?どうやって生まれたのか?設計は天才建築家・吉阪隆正。ル・コルビュジェの愛弟子でもあった彼が、広大な自然を舞台に作り上げたユートピア、その誕生物語。
2023.5.13放送分
新美の巨人たち ビヤホール ライオン×林家たい平
90年前から銀座で営業を続けるビヤホール ライオン。荘厳な雰囲気と色彩豊かなモザイク壁画はまるで大聖堂!旨いビールを楽しむアートな空間、誕生の秘密に迫ります。
90年前から銀座で営業を続ける、現存する日本最古のビヤホール ライオン。店内の荘厳な雰囲気と色彩豊かなモザイク壁画はまるで大聖堂。設計したのは建築家の菅原栄蔵。当時、庶民にまだ普及していなかったビールを広めるのが目的でした。
菅原は古代ローマから近代まであらゆる建築や美術を研究して作り上げたと言います。中でも収穫と豊穣をテーマにした巨大モザイク壁画は必見!そして戦後、人々の心を明るく照らした腹話術の噺家との感動の物語とは。ライオンの大ファンという林家たい平さんが秘密に迫ります。
2023.5.6放送分
新美の巨人たち ポケモンvs日本の伝統美×本仮屋ユイカ
世界中で大人気のポケモンに、人間国宝から注目の若手まで20名の作家が挑んだ工芸展が開催しています。工芸作家とポケモンの真剣勝負。そして生まれた新たなアートとは?
日本のみならず、世界中で大人気のポケモン。そのポケモンに人間国宝から注目の若手まで20名の工芸作家が、多種多様な素材と技法で挑んだ作品を展示する工芸展が開催しています。
『工芸作家とポケモンのガチンコ勝負』によって生まれた約70点はすべて新作。作家たちはポケモンのどんなところに魅力を感じ、どう作品に生かしたのでしょうか。今回は3人の作家の作品にスポットを当て、新たなアートの誕生に迫ります。
「新美の巨人たち」2023年4月の放送内容
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2023.4.29放送分
新美の巨人たち 長良川鉄道×シシド・カフカ/八木亜希子
長良川に寄り添うように走るローカル線「長良川鉄道」。水戸岡鋭治デザインの観光列車「ながら」の美しいロイヤルレッドの車両に込められた思いとは?
2016年に登場した「ながら」は、食堂車の鮎号と一般車の森号の2両編成で走る観光列車。デザインは「ななつ星」を手がけた水戸岡鋭治氏が担当、外装はロイヤルレッドを基調にし、内装は地元岐阜県産の木材をちりばめたつくり。
シシド・カフカがラグジュアリーな列車空間を体感。果たして水戸岡氏の決意と信念とは?また各駅停車で沿線の美に八木亜希子が出会う。関駅ではこれからシーズンを迎える鵜匠の家を訪ね、準備中の鵜の様子を拝見。
2023.4.22放送分
新美の巨人たち 春の京都で美に憩う④「京都吉兆 嵐山本店」×近藤サト
料亭「京都吉兆 嵐山本店」の美の世界!設え、おもてなし、器と料理が演出する総合芸術に浸ります。さらに、座敷の改修に職人が集結!天井画に込められた思いとは?
日本を代表する料亭「京都吉兆 嵐山本店」。創業者は数寄者でもある湯木貞一です。湯木が最も大切にしたのは季節感の演出。その美意識は設えや器、料理に貫かれ、料亭を日本文化を体現する総合芸術の域にまで高めました。
トラベラーの近藤サトさんが料理をいただいたのは「待幸亭」という、この春に改修工事を終えたばかりの座敷。改修には、唐紙や漆など様々な伝統の職人技が生かされています。待幸亭に描かれた新しい天井画には、ある仕掛けが…それは一体?
2023.4.15放送分
新美の巨人たち 東福寺×荻野目洋子
京都最大級の禅寺・東福寺には二人の天才アーティストの傑作があります。昭和の作庭家がつくった究極の日本庭園と伝説の絵仏師が描いた超大作!荻野目洋子さんが訪ねます。
春の京都第三弾は、京都でも最大級の禅寺・東福寺の美。見所は二人の天才アーティストの最高傑作です。昭和の名作庭家・重森三玲の「八相の庭」は古今東西、日本庭園を調べ尽くしてそのエッセンスを注入して作り上げた究極のモダン庭園。
今見ても斬新な美をたたえています。更に東福寺の美術監督とも言われた室町時代の絵仏師・明兆の傑作「五百羅漢図」が14年ぶりに修復を終えて公開されました。伝説の絵師が残した鮮やかな色彩、民衆をすくう羅漢たちの迫力ある描写は必見。歌手の荻野目洋子さんが春の京都を満喫するアート旅に出ます。
2023.4.8放送分
新美の巨人たち 叡山電車×本上まなみ
春の京都、洛北を走る叡山電車。中でも「ひえい」は楕円のデザインを採り入れた独創的な観光列車です。その意外な形に1200年の悠久の歴史が秘められていました!
春の京都第二弾は洛北を走る名物鉄道・叡山電車。大正14年に開業して、京都市内と二つの聖なる山、比叡山と鞍馬山をつないでいます。比叡山に向かう路線を走るのが独特な風貌の観光列車「ひえい」。車両の正面、窓、車内がすべて楕円のデザインなのです。いったいなんでこんな形をしているのか?
設計したのは日本を代表する工業デザイン集団、GKデザイン総研広島。実はこの楕円の形に叡山電車の終着駅にある神聖なるふたつの山が大きく関わっていました。1200年の悠久の歴史をデザインに落とし込んだ素敵な物語を、京都在住の本上まなみさんが解き明かします。
2023.4.1放送分
新美の巨人たち 大徳寺・仏殿初公開!禅宗寺院の至宝と美
信長や秀吉など、名だたる者たちが歴史を刻んだ舞台「大徳寺」。そこには、天才絵師の傑作や絢爛たる国宝が!この春、初めて特別公開する仏殿を含む美しき伽藍に迫ります。
信長や秀吉など、名だたる者たちが歴史を刻んだ舞台「大徳寺」。そこには、天才絵師の傑作や絢爛たる国宝が!この春、初めて特別公開する仏殿を含む美しき伽藍に迫ります。
また、法堂の天井には、天才絵師・狩野探幽が35歳の時に描いた傑作が。さらに、アートトラベラーの渡辺いっけいさんが、国宝の修復現場に潜入!?そこで発見された約400年前の忘れ物とは一体…?
「新美の巨人たち」2023年3月の放送内容
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2023.3.25放送分
新美の巨人たち 名庭園「椿山荘」×シシド・カフカ
麗しき都会の庭園「椿山荘」は、如何にして生まれたのか?明治の元勲・山縣有朋と伝説の庭師が造り上げた美しき庭に驚くべき秘密が…145年の歴史を巡るガーデンツアー!
東京・文京区関口にある「椿山荘」(ホテル椿山荘東京)とその庭園。1878年、明治の元勲・山縣有朋が造り上げた庭は、幾時代かを経て、ホテルの庭園として現在に。そこには、知られざる美の世界が…、謎の石像があり、見事な三重塔も。
さらに、園内の料亭「錦水」は、将棋界で、最も格式と伝統がある「名人戦」の開催地。
2008年から毎年4月初旬に第一局が行われており、今回は、あの「永世名人」も登場します。
2023.3.18放送分
新美の巨人たち「世界一有名な椅子と北欧ライフ」×美村里江
北欧家具の巨匠ウェグナーが作った「椅子の中の椅子」と言われる傑作の秘密を1400脚の椅子を持つコレクターと解き明かします。素敵な北欧ライフの原点が見えてきた!
北海道・東川町に世界的な椅子コレクションがあります。その数なんと1400脚。集めたのは東海大学名誉教授で椅子研究家の織田憲嗣さん。数あるコレクションの中でも北欧家具の巨匠ウェグナーが作った「ザ・チェア」は、アメリカでケネディやオバマにも愛された「椅子の中の椅子」と呼ばれる傑作です。
日本の凄腕職人も驚いたその造形には、北欧デンマークが辿った苦難の歴史が込められていました。更に織田さんのお宅はまさに憧れの北欧ライフそのもの!北欧が大好きな女優の美村里江さんが、暮らしを快適にする家具が生み出す美しさの秘密に迫ります。
2023.3.11放送分
新美の巨人たち エゴン・シーレ×斉藤由貴
夭折の天才エゴン・シーレの鮮烈な世界。ナイフのように鋭い眼差しが見つめたものとは何か?世紀末ウィーンを生きた恩師クリムトと天才が辿った劇的な運命に迫る。
世紀末ウィーンに現れた天才画家エゴン・シーレ。16歳の時、当時最年少の特別待遇でウィーン美術アカデミーに入学し、その翌年にはオーストリアの美の巨人グスタフ・クリムトに才能を認められた。
何もかもを見通すようなナイフのような鋭い眼差しで、自らを見つめ続け描いた自画像、フォルムが歪み、捻れているにもかかわらずバランスが崩れていない。正確なデッサンと自由自在な色使いで、それまで誰も見たことがない鮮烈な世界を描いた天才の真実に迫る。
2023.3.4放送分
新美の巨人たちスペシャル 美の殿堂「歌舞伎座」×内田有紀
歌舞伎座は美の殿堂!銀座の一等地で4回も建て直されながら140年の歴史を紡いできました。伝統の美を受け継ぎながら大胆に変化し続ける秘密に、内田有紀さんが迫ります。
歌舞伎座は美の殿堂!銀座の一等地で4回も建て直されながら140年の歴史を紡いできました。今の第五期歌舞伎座は今年で10周年。伝統を受け継ぎながら大胆に変化し続ける秘密を設計した建築家の隈研吾さんが語ります。
更に戦後、松竹創業者の大谷竹次郎と建築家・吉田五十八が歌舞伎座復活にかけた情熱のドラマとは。世界に類を見ない巨大な緞帳など、全国の職人たちが腕によりをかけた内部の豪華な意匠の数々も見逃せません!近代建築が大好きな内田有紀さんが、歌舞伎座の魅力に迫ります。
「新美の巨人たち」2023年2月の放送内容
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2023.2.25放送分
新美の巨人たち『箱根登山鉄道アートの旅』×田中卓志(アンガールズ)
古くから「天下の険」と謳われた箱根の山に挑み続けて百年余り。登山鉄道に乗ってアンガールズ田中卓志さんが電車の醍醐味と沿線に広がる歴史と文化、アートを体験します。
大正8年(1919)に開業した箱根登山鉄道は日本一の急こう配を登り、山肌に沿った急カーブも、しなやかに走ります。その秘密とは?新型車両に乗って田中さんは箱根のダイナミックな自然を満喫。
沿線には創業400年の老舗旅館があり、喜劇王チャップリンやジョンレノン夫妻も訪れたリゾートがあり、由緒正しき貴重な茶室で点茶も所望。箱根登山鉄道新型車両・アレグラ号のデザイナーや芸術的な作品を撮る写真家の登山鉄道への思いを交えて、箱根と登山鉄道の美しさに迫ります。
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